知能線は、手相で最も重要な線といっても過言ではないぐらい、とてもとても大切です。
そのため、自分自身の知能線の特性をよく理解して、それを生かせる環境や状況を作っていくのは成功の近道ともいえるでしょう。
では知能線が長い手相はどんな特性をもっているのか?詳しく解説していきます。
知能線が小指下まで届いていれば長い!
知能線の長さをチェックする時は、「どの指の下まで伸びているか?」で判断するとわかりやすいです。
人差し指・中指・薬指・小指
この中で人差し指・中指の下までなら知能線は短い、薬指の下までなら普通、小指の下まで伸びていれば長いと考えます。
画像の手相なら「長い知能線」に分類されます。
知能線が長くなると、高まる能力は「思考力」です。
様々な事象や物事に対してよく考えるようになり、表面的なところに惑わされず、深く捉えることができるようになります。
そのおかげで、本を読んでいても上辺の言葉ではない、本当に大事な「本質」に気づけることがあります。
ただし、そのためには「よく考える」を実践する必要があるので、普段から「考える癖」をつけておくと良いでしょう。
また、知性や理性が強くなり、冷静に物事を洞察していくことができるため、判断能力や分析力も高くなります。
マーケティングの世界のように、比較検討するのは向いていて、評論的な考察する仕事も悪くありません。
知能線が長い手相の短所は「考え過ぎ」
知能線が長くなると「思考力」が高まると紹介しました。
それは同時に、余計なことまで考え過ぎて、「悩み」を抱える場合があります。
特に知能線が長くて乱れていたり薄かったりする手相は要注意です。
知能線が長い=よく考える
知能線が乱れているor薄い=思考が定まらない
この状態にある人は、考え続けることが決して良いとはいえず、何も考えずに頭を空っぽにするリフレッシュの時間を用意してあげると良いでしょう。
「悶々と悩んでいる」と感じた時は、人に相談してみるのもおすすめです。
頭の中が整理されて解決する場合もあります。
それから、決断力が鈍り、優柔不断の一面が出てくることもあるでしょう。
知能線が長い手相は、元々即断即決でずばずばと決断するのには向きません。
よく吟味して、より正しいと思われるものを選択していく能力に優れています。
決断は(大きい決断になればなるほど)、じっくり煮込むように時間をかけると良いでしょう。
知能線は年齢と共に長くなる場合が多い
知能線の長さは年齢と共に変化していきやすく、ほとんどの場合が長くなります。
それは、思慮深さを手にしたともいえ、成長と見ることもできます。
例えば、若い頃は周りの人の言葉に翻弄されて振り回されていた人が、相手の言葉を一度考えて咀嚼して、大事なところだけ取り入れられるようになった。みたいなことが考えられます。
何にしても「思考力」が高まってきている証拠ではあるため、頭脳を使っていくのが大切です。
ただし、頭でっかちにならないようにだけ気をつけましょう。
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