人相の本、占い師おすすめの6冊を紹介

最初に僕が勉強した占いは手相でした。

手相を勉強し続けてある程度理解が深まってくると、どうしても人相に興味が湧いてくるものです。

気づけば、家の中に手相本に負けじと人相本の数もかなり増える結果となりました(笑)

そもそも手相は、人相の中の一部であって、昔の人相本の中には手相についての記述を見ることができます。

それだけ人相と手相の関連性は深く、人相を勉強することで手相の見方も深まります。

でもしかし、人相の勉強は手相よりも難しく、本に関しても手相本に比べて圧倒的に人相本の方が少ないのが現状です。

今回は少ない中からさらに厳選して、おすすめの6冊を紹介します。

※誰でも手に取ってもらえるよう、購入できる本に限定させていただきました。

1、顔占い 運が開ける人相術/やすこ

人相本は古書に名著と呼べるものが多く、なかなか手に入らまいことと、仮に手に入ったとしても値段が張るため、一般の人には購入のハードルが上がってしまいます。

しかし、この「顔占い」は、手に入りやすく値段もリーズナブルなお手頃価格です。

それなのに、本の中身は値段に見合わない人相のかなり深いことまで書かれています。

基本的な目・口・鼻・耳などの顔のパーツについての人相の見方から始まり、後半は気色・血色・画相の人相の深い話が満載です。

一般の人には気色・血色・画相といわれても何のことがさっぱりだと思うので、簡単に説明すると、顔の中の部位ごとの色合いや浮かび上がる画を見て判断する技法です。

例えば、熟練した人相家になると顔の部位に怒っている人の顔が見えるから、争いごとに気を付けた方が良いなど、顔に浮かび上がる人の顔(画相)を見つけて、今後起きることを予測していきます。

人相の中でもかなり難しい技法なのに、それを本で説明するとなると並大抵のことではありません。

その難しい技法を写真を使いながら、わかりやすく丁寧に説明してくれているので、一般の方でもある程度は理解できるはずです。

気色・血色・画相だけでも、値段以上の価値ある一冊です。

2、ツキを呼ぶ顔 逃がす顔/城本芳弘

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今回紹介する本の中では最も初心者向けの優しい本です。

難しい人相をわかりやすく楽しく実際の悩みに答えていくスタイルで書かれているので、実用的な一冊ともいえるでしょう。

一見するとエンタメ要素を強く感じるかもしれませんが、その裏付けとなっているものは、人相の技法や考え方で人相本のスタートとしてはおすすめです。

例えば、本の後半で顔の形を〇型・▢型・▽型の三つにわけて判断する見方が紹介されています。

これは、三質と呼ばれる人相の大事な見方の一つで、人相を勉強する人には外せない技法です。

人相を一般の人でもなじんでもらえるよう、また生活の中で使ってもらえるよう、様々なシチェエーション別に人相の使い方を教えてくれています。

著:城本 芳弘
¥1,030 (2022/08/03 01:33時点 | Amazon調べ)

3、人相学大全―人相学の百科事典/石本有孚

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名前に偽りなしの一冊です。

人相のことを知りたいと思ったら、とりあえずこの本を買っておけば間違いありません。

一家に一冊とはいいませんが、人相の図鑑として各家庭にあっても良いのでは?と思ってしまうぐらい、人相について詳しく書かれています。

年代を読み解く三停の見方から、性質や運を見る上で欠かせない各パーツの見方まで、それは人相家であれば知って当たり前の基本的な内容ではあるのですが、普通の人相本では踏み込まないところまでより詳しく書かれているのです。

まさに、研究家という言葉がふさわしく、この作者の石本有孚先生は手相・人相の大家として、占いの世界では著名な方です。

人相を勉強したいと思う人は必読の一冊です。

著:石本 有孚
¥7,075 (2022/08/03 01:34時点 | Amazon調べ)

石本先生のこちらの人相本も良書です。よければ合わせてご覧ください。

著:石本 有孚
¥2,965 (2022/08/03 01:35時点 | Amazon調べ)

4、南北相法/水野南北

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人相家として欠かすことができないのが、大家中の大家「水野南北」です。

現代人相の始祖ともいえる水野南北は江戸時代に活躍し、南北相法はその時に書かれたものですが、現代でも十分に通用する人相本の中でも最高クラスの一冊です。

この本は、顔の見方だけではなく、「人全体を見る」という人相家として最も大切なことを教えてくれています。

人相というのは、本来は手・顔・体・挙動など、その人すべてを表す言葉です(顔を見る占い自体は、本当は顔相と呼びます)。

例えば、南北相法では寝相と呼ばれる、寝ている時の姿で運勢を見る技法についても書いてあります。

他にも、歩行の姿や声など、様々な人に関わることを人相の見方を通して解説してくれています。

読んですぐに実践で使える内容のものばかりではありませんが、そこにある考え方やものの見方はとても参考になるものばかりです。

人相家に限らず手相家もぜひ読んでほしい相述家のバイブル本といっても過言ではありません。

著:水野 南北, 著:岩崎 春雄
¥4,290 (2022/08/03 01:36時点 | Amazon調べ)

水野南北についてはこちらの記事にさらに詳しく書きました。興味がある人はぜひご覧ください。

『手相の大家登場!江戸時代の観相家水野南北を知ってる?』



5、人生を豊かにする人相術/天道春樹

現代人相家といえば「天道先生」と真っ先に名前上がる著名な先生の人相本です。

新書ではありますが、内容は辞書のように奥深く、この一冊だけで人相全般を網羅しているといえるぐらいの良書で、個人的には、新書で出すのはもったいない気がします。

骨格から画相まで、人相の技法を余すことなく一冊にまとめられているので、本当にお得です。

ちなみに天道先生は画相を見るのを得意としていて、とても当たると有名な人相家です。

それ以外にも、人相で見る年齢の技法もバリエーション豊富に書いてありますので、実際の鑑定でも鍛錬を積めば使えるようになるかもしれません。

6、人相学大全[麻衣版]/麻衣道者

中国古代に麻衣道者と呼ばれる相術家がいて、その人が書いたの麻衣相法です。

この本は、その麻衣相法を編集して現代に蘇られた至高の一冊です。

初心者の方には、専門的記述や噛み砕くの難しい内容もたくさん出てくるため、いきなり手を取るのは止めておく方が良いでしょう。

しかし、人相家として頑張っている人や今後頑張っていきたいと思っている人なら、読んでみる価値は十分にあります。

また、最後の方には手相についての言及もあるため、西洋手相を学んできた人には、とても新鮮で新しい発見があるかもしれません。

さらに、珍しいことに足の裏の足紋についても少しだけ解説が掲載されています。

著:麻衣道者, 編集:山道帰一
¥4,620 (2022/08/03 01:37時点 | Amazon調べ)

手相や算命学のおすすめ本の紹介記事はこちら。

『手相家から見た手相占いの本おすすめベスト13を紹介』

『占い師から見た算命学の本おすすめベスト8』

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