7月は東洋の暦では夏の終わりの時期にあたります。
まだまだ陽のエネルギーが旺盛な時ではありますが、夏も終わりに差し掛かる時期に入るため、陰のエネルギーも少しずつ混じり合ってきます。
もくじ
今月の運勢のポイントは「批判精神」
木炭のような弱火ながらも消えることなく燃え続ける火のように、一度抱いた思いは簡単に消えることはありません。
その思いは、嫉妬や憎悪のようにネガティブなものになりやすく、物事を歪んだ視点で見ることもあるでしょう。
そのため、批判精神は活発になりやすく、普段から「毒舌」とみんなから揶揄されるている人なら、今月はさらにエスカレートすることになりそうです。
でも批判的な意見が意外と的を射ている場合も多く、ただの毒舌家から出世して、ご意見番的ポジションを手にすることがあるかも。
物事を素直に見る人よりも、斜めに見れる人の方が脚光を浴びやすく、評価も上がります。
今月なら、あえて「斜めから見る」を意識して、ひねくれ者になってみるのも良いでしょう。
「嫉妬心」と「ワンマンプレー」の手相を持っている人はチャンスの月!
嫉妬心は今月の運勢ポイントでもある批判精神の源泉ともなってくれて、今の運勢とはとてもマッチします。
また、嫉妬心が活力を生み出し、「負けたくない」精神を育ててくれることもあるでしょう。
さらに、批判精神をもって毒気ある言葉を口にしていくためには、周りの顔色を気にしていては難しく、多少の自分勝手さが必要になります。
そのため、手相でワンマン的な性質を表す線があればいうことなしです。
また、今月のワンマンさは「頼りがいある人」になることもあるでしょう。
手相ではこちらが「嫉妬心」と「ワンマンプレー」の線になります。

感情線が下がるのは嫉妬心を秘める手相(赤い線)
感情線が下がると感情が内へと秘められていくようになります。
そのため、粘着質な面が出始めて、湧き起こる感情を整理できずに、いつまでも思い続けていくことがあります。
例えば、恋愛であれば愛情深くなって相手によっては「重い」と思われることもあるでしょう。
さらに、失恋後は簡単に切り替えることができず、いつまでも思い続けて引きずってしまうこともあります。
感情線が下がれば下がるほどその傾向が強まり、生命線(黒い線)が一つの境界線だと思ってください。
今月はこの秘めた感情から生まれる「嫉妬心」の強さが、プラスに働きます。
「悔しさ」や「競争心」などの感情は内に秘められ、それが心の中で熟成されて、困難にもめげない「精神的強さ」や「情熱」を育んでくれます。
今は素直に感情が出るよりも、一度飲み込んでしまい込む方が、より強い感情に変わって運勢としても相性が良くなります。
ぜひ、湧き起こる感情を抑えて、自分の中で熟成させてみましょう。
参考:『感情線が下がる手相は愛情重め!ストーカー的気質の覚醒に注意!』
ワンマンプレーで道を切り開くソロモンの環(青い線)
人差し指の付け根を囲むように半円を描く線をソロモンの環と呼びます。
この線は、強烈なリーダーシップ力をもち、周りを牽引していく能力に優れています。
しかしながら、わがままな独善的な一面もあるため、ついていけなくなる人もいるでしょう。
出世運をもち権力を手にすることもできる手相ではあるので、仕事で大きな成功をつかむ可能性は十分にあります。
今月はそのソロモンの環がもつ、ワンマンな性質を生かすことができる時です。
自分勝手さが強烈な個性となって注目を集めたり、ワンマンプレーなところが強い決断力を生み出し、周りから一目置かれる存在になったり、ソロモンの環の持ち味を発揮すればするほど今月はチャンスが広がります。
ソロモンの環がない人も、今月は恐れずに自我を強く押し出してみましょう。
ワンマンという意味では、マスカケ線や天下筋も悪くはありません。
参考:『最強のマスカケ線を紹介!始点が生命線から離れていれば革命家の相』
参考:『運命線でわかるベストオブ独立向きの手相は「天下筋の相」』
まとめ
下がっている感情線とソロモンの環、両方あればいうことなしの運勢です。
片方だけでも、運勢としては良い月になることでしょう。
これらの線がない人も、今月の運勢のポイントの「批判精神」を意識して、斜めからの視点を心がけてみましょう。