手相の醍醐味の一つに「線が変化する」というのがあります。
しかし、一般の方は線が変化するって本当なの?と疑問に思っている人は多いらしくよく聞かれます。
プロの占い師であれば、これに対して異を唱える人はいないはずで、なぜなら線が変化する現象を目にすることは決して珍しいことではないからです。
例えば、プロの手相家なら自分の手相を意識せず何となく見てしまうことは多く、そういう時に「あっ」と線が変わったことに気づくものです。
さらに、「この線が出てきたんです」と自己申告してくるお客さんも意外と多いです。
いずれにしろ線の変化を目撃したことがない手相家はいないと思います。
手相の線は日々変化をしている
間違いなく手相の線は変化します。
実際に目撃しているというのもありますが、理論的にも手相というのは、その人の現状が線や色などに投影されます。
生きていれば大なり小なり環境や状況や心境に何かしらの変化が起き、そうなれば手相にも変化は起きます。
人の細胞は3ヶ月で生まれ変わるといわれることから、手相も3ヶ月で変わるといわれています。
でも実際は違います。1日で変化することもあれば、3ヶ月経ってもほとんど変わらないこともあります。
ただ、1日の中での線の変化は気づかないほどの小さな変化となる場合が多く、「変化した」とは思わないかもしれません。
手相の線は気づかないレベルの微々たる範囲で日々変化を繰り返しています。
それは日常が全く同じではないのと一緒です。その変化が蓄積されてある時に大きな変化になった時に、「線が変わった」ことに気付けます。
手相の線が変化しやすい時期
成長期である10代や20代、転職や結婚や出産などが増える30代、これらの時期が線が変わりやすい傾向にあり、手相を観察するにも面白い時期です。
つまり、現実的に見てまだ未完成で不安定な時期ほど線も変化します。
また、人生波乱万丈の人も不安定の極みのようなものなので、やはり手相もダイナミックに変わっていきます。
一方、安定度が高い人は手相もどっしり落ち着き、あまり変化をしません。
手相の変化を目撃したい人は、現実の変化が起きる前に写真でも撮っておいて、変化した後に見比べてみると確認できる可能性が高いでしょう。
ここで重要なのは、どの線に注目をするかです。
とういうのも手相には「変化しやすい線と変化しにくい線」があるからです。
ちなみに環境や心境の変化が起きた時は、鑑定に来ていただくタイミングとしても理想的です。
もし手相の変化を感じたなら一度プロの手相家に見てもらうのも良いかもしれません。
変化しやすい線と変化しにくい線
手相はどの線でも等しく変化すると思ったら大間違いです。線によって変化の度合いが違います。
手相というのは、その人自身の性質や運勢が投影されたもので、現実の中で実際に変化が起きた時に(環境、状況、心境)線も同じく変化します。
その変化の法則にこそ、変化しやすい線のヒントが隠されています。
現実の変化が線の変化に繋がるのであれば、現実で変化しやすい出来事、それに該当する線こそが変化しやすい線になるのです。
例えば、仕事や恋愛の状況は一夜にして変化することがありえます。
手相でも仕事に該当する運命線(青の線)、恋愛に該当する結婚線(赤の線)は1位、2位を争うぐらい変化が起きやすい線の代表です。

では、変わりにくいものは何か?それは性格です。
短気だった人が丸くなり、短気な一面を隠し通せたとしても完全に消し去るのは難しいです。
もし、性格が変わるとしても一夜にしてとはいかずどうしても時間がかかります。
手相で性格を表す代表の線は知能線です。実際、知能線は変わりにくく知能線は変わるよりも新しい線が「加わる」ケースがほとんどです。

線の変化を見るには短期的には運命線や結婚線を観察して、長期的には知能線など他の線も観察しましょう。
そうすればいつかは線の変化を目撃することができ、運勢が変わるサインを察知できるようになるはずです。
ぜひ、手相の線が変わるところ目撃して、「運命は変わり変えられる」ということを実感してください。
「線が変化する」以外にも手相には他の占いにはない特徴が2つあります。
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