おすすめノンフィクション本!森達也の「オカルト」を読めば超常現象ツアー気分!

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これ面白い!という本を紹介します。

基本、ノンフィクション好きなので今回の紹介本もやはりノンフィクション本になりました。

今回の本は、見かけた時に占い師としては「読まずにいられない」と思った本です。

 

オカルト/森達也

 

超能力、霊能現象、UFO研究家、臨死体験、さらにはイタコまで取材をするこの本は、まさに「オカルト」という題名がぴったりの一冊です。

僕自身も占い師という職業柄、「オカルト」に近い場所にいて、オカルト要素をもった人と接触する機会は普通の人よりも断然多く、最初の頃に比べればオカルト耐性がつきました。

僕は超能力も霊感もなく、もちろんUFOを呼べる特技や臨死体験の経験もありません。

それなので、「占い」を除けばいたって普通の人です。

占い師の中には、霊感が強い人もいれば、オーラを見ることができる人もいます。

それに比べると、インパクトに欠ける自分に劣等感を感じることもありますが・・・

 

この本で紹介されるオカルト世界の人たちは、インパクト大で、不可思議というある種の魅力をまとっている人たちばかりです。

だからか、読んでいて飽きることが全くありません。

それに、この本の作者、森達也の存在も大きいです。

 

ドキュメンタリー監督の奇才、森達也を知っていますか?

冒頭でも書いたようにノンフィクションが大好きで、映画もドキュメンタリーばかりをチョイスしてしまいます。

もし、好きなドキュメンタリー監督を5人挙げろと言われれば、真っ先に森達也の名前が頭に浮かぶぐらい、大好きな監督の一人です。

この監督の代表作といえば、オウム真理教の内部から撮り続けた「A」という作品です。

さらに、最近では佐村河内守に密着した「FAKE」も有名です。

 

 

「A」は、オウム地下鉄事件で世間もマスコミもオウム報道で過熱している中、森達也だけがオウム真理教の内部に入り込み、オウムから見た世間やマスコミを取り続けたのです。

マスコミでは決して放送されることのない、ある意味での真実がそこにはあり、とても考えさせられる一作です。

続編として「A2」もありますし、さらにその続編として書籍で「A3」も販売されています。

見ていない人は一見の価値ありです!

 

 

 

 

この森達也が「オカルト」を取材したとなれば、僕としては読まない理由なんてどこにもありません。

映画「A」の時も「FAKE」の時もそうでしたが、この作者の特徴として、自分の立場をはっきりさせず曖昧なまま、中立のまま、目の前の現象を捉えようとします。

だからこそ、超常現象に対しても常に客観的な視点をもち続け、否定派にも肯定派にも、疑いの目を向けることを忘れていません。

 

超常現象は実在するのか?

結局のところこの本のテーマは、この一点です。

この「実在するのか?」を追い求め続けて、あらゆる分野の超能力を持った人たちの取材を繰り返し続けます。

なかには、千葉県にある寿司屋に常連のお客さんが亡くなってから、夕方の決まった時間にいつも自動ドアが開くというの聞きつけ、その場にも駆けつけ取材を行っています。

恐山にイタコが集まる時期が数日間だけあると聞いては、その日を狙って、実際にイタコ体験もしています。

 

数々の超能力者とあえば、どうしても眉唾の「怪しい」というのもありますし、常識では考えられないような「超常現象では?」と思うことに遭遇することもあります。

その塩梅がより信憑性を高め、この世界の「謎」を深めてくれてもいます。

その「謎」に対して、学者の方の研究理由がとても生かしています!

「皆さんの話を聞きながらつくづく思うのですが、実験や研究をすればするほど、不毛で結果が出ないことを痛感するジャンルだと思います。そうすると、お二人のモティベーションといいますか、なぜ研究をやめないのか、なぜいまだに続けているのか、そのあたりがよくわからなくなります」  

岸山のこの質問に、石川と蛭川は一瞬だけ顔を見合わせた。ややあって蛭川が口を開く。

「わからないからです」

「そうですね」

「わからないから研究したい。ほとんどが噓だっていうことはもうわかっています。でもすべてが噓とも言いきれない。だから研究するんです」

「面白いし」

「そう。とても面白い。ようするに、当たる確率は高いけれど当たってもたいしたことがない研究に賭けるよりも、当たる確率は低いけど当たれば大当たりという研究に賭けたほうが面白いじゃないかと。そのどちらかを選ぶのは、研究者の好みの問題なんじゃないでしょうか」  

 

これを読んだ時はなるほどと思い、なんだか腑に落ちました。

わからないから興味が湧くし、解明されていないからこそ挑む価値があるというのはわかる気がします。

 

実は作者の森達也も超常現象を追い続けている一人です。

この「オカルト」の前に「職業欄はエスパー」という本を出しています。

じゃあなぜ森達也は追い続けるのか?

説明できないことや不思議なことはいくらでもある。

確かにそのほとんどは、錯誤かトリックか統計の誤りだ。

でも絶対にすべてではない。淡い領域がある。曖昧な部分がある。

そこから目を逸らしたくない。見つめ続けたい。

 

超常現象に興味がある人も、否定派の人も、ぜひ読んでみてください。

世の中には様々な不可思議な現象があって、その全てが本物でもなければ、全てが嘘とも言い切れないことがたくさんあります。

大切なのは、盲目になることでも完全拒否で閉じることでもなく、観察し考えること。

それが真理を見ることができる唯一の方法なのかもしれません。

 

 

 

 

 

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