手相は、どんな人でも右手と左手で多少の違いはあるものです。
右手と左手の線の違いでわかることは、大きく分けて二つあります。
「表の顔と裏の顔での性質の違い」と「現状の才能とポテンシャルの才能の違い」です。
右手の手相は表の顔、左手の手相は裏の顔
そもそもの前提として、右手は表の顔と呼ばれ現状を表します。
左手は裏の顔と呼ばれポテンシャルを表します。
性質に関しては、主に右手で対外的な顔を見て、左手でプライベートよりの顔が見えてきます。
才能の違いは、右手で現状の能力をチェックして、左手で隠された才能や将来的な可能性を探っていくことができます。
右手と左手で手相が違えば違うほど、表の顔と裏の顔でギャップがあるといえ、現状の能力とポテンシャルの能力に開きがあると考えられるでしょう。
端的にいうなら、右手と左手の手相が似ている人の方がシンプルで、右手と左手の手相に違いがある人の方が複雑で葛藤も多くなります。
太陽線は人気、成功を表す線
薬指の下に出る縦線が太陽線です。
この線は長ければ長いほど、濃ければ濃いほど、線のエネルギーが強く太陽線としては良質になります。
長さでいうなら感情線が一つの基準となり、そこを越えると太陽線としては「強い」と判断してもらって構いません。
また、太陽線は必ず出ている線ではなく、ない人の方が多い線です。
なかったとしても気にする必要はありません。
さらに、若い時には出にくい線でもあります。年を重ねることで、出始める線だと思ってください。
30代以降が一つの目安と考えてもらうと良いでしょう。
詳細：『太陽線は人気A級。３つのポイントで人気S級の手相に！』
太陽線でわかることは、周りからの人気運や地位名誉を勝ち取る成功運、さらには将来的に財を手にできるかの財産運です。
両手共に太陽線があるのであれば、文句なく人気運・成功運・財産運をもっていると見ることができます。
けれども、片手にしか出ていない場合は、人気運・成功運・財産運はあっても完全体とはいえません。
太陽線が右手の手相だけに出ている場合
前述のように右手は表の顔であり現状の能力を見ることができます。
右手だけに太陽線が出ているのであれば、現在すでに人気運・成功運・財産運が備わっていて、現状の運勢は好調の可能性が高いでしょう。
また、太陽線がポテンシャルを表す左手に出ていないことから、本来の能力以上に現状が良い状態であることもわかり、それだけの努力を積み重ねて、上手に運をつかんだ証でもあります。
しかしながら、左手になければ土台が備わっていないとも考えることができ、人気運・成功運・財産運としてはまだ本物ではありません。
何かちょっとした失敗をきっかけに、もろく崩れていくことも考えられる状態です。
現状はもしかしたら飛び取り落とす勢いで「絶好調！」と感じることもあるかもしれませんが、ここで努力を怠らずに頑張り続けられれば、そのうち左手にも太陽線が表れ、完全無敵の状態になっていく可能性は十分にあります。
太陽線が左手の手相だけに出ている場合
鑑定をしていると左手だけに太陽線が出ているケースを見ることが多いです。
裏の顔とポテンシャルを表す左手だけに太陽線が出ているのであれば、太陽線の人気運・成功運・財産運の芽となるポテンシャルはあるが、現状はまだその運が開花していないと考えることができます。
「将来が楽しみ」と言われるのはこのタイプで、逸材になれる可能性を秘めています。
開花するためには、未来を信じて絶え間なく努力し続けることが求められます。
現状では、その片鱗を漂わせることもなければ、自分自身も成功の可能性を感じられないかもしれません。
そのため、どうしても自分を信じ切れず途中で努力を諦めて、左手の太陽線を生かせられないこともあるでしょう。
でも太陽線が両手共に出ていない人よりも、人気運・成功運・財産運をつかめる可能性があることは間違いありません。
オススメ記事：『太陽線の手相の見方＜完全版＞』
